特別講義:カシミヤの歴史②

特別講義:カシミヤの歴史②カシミヤストール専門店 Lity&co

今日も元気にカシミヤ特別講義の歴史の時間じゃ。

 

<カシミヤショールの作り方>

カシミールの男たちによって採取された毛は女性たちに渡され、そこから粗い長い毛が手で取り除かれるのじゃ。

白く柔らかく細い毛のみを分別しての、ここの技術によって最高級のカシミヤショールのために糸かを紡ぐための大事な工程なのじゃ。

そして紡がれた糸はカシミール人の男の伝統職人に渡され、2~3人の職人たちが水平機と呼ばれる1 つの織機を用いてショールを織っていくのじゃ。

経糸を準備するために女性の職人たちが2本の細いカシミヤの糸をねじり合わせ1本にし、この経糸を2000~3000本用いて、男の職人が1つの ショールを織り上げていくんじゃ。

時には強度を持たせるために横糸に絹糸を使うこともあったの。

カシミヤの図面はナッカーシュと呼ばれる図案師が原型を構成し、使用する経糸と横糸に番号を 割り振り、次から次へと織り職人が指定された糸を織っていくのじゃ。

 

このように何人もの職人が1つの ショールのために何ヶ月も、複雑な模様の時には36ヶ月もかけて作り込んでいくという大変な作業だったのじゃ。

 

18世紀終わりごろまで、このショールの両端には飾り縁が付けられており、その装飾模様は生成りや、パルメット(パルム)などの花模様の入ったものが多かったようじゃの。


パルムに用いられていたデザイン

 

この記事を書いた人

カシミヤ博士

カシミヤ大好き。カシミヤ博士