特別講義:カシミヤの歴史⑥ 愛されるモチーフ、ペイズリー柄の誕生

特別講義:カシミヤの歴史⑥ 愛されるモチーフ、ペイズリー柄の誕生カシミヤストール専門店 Lity&co

今日も元気にカシミヤ特別講義の歴史の時間じゃ。

 

今回はみんなが大好きなペイズリー柄の変換を見ていくのじゃ。

 

諸説色々あるんじゃが、世界中で最も親しまれているモチーフの1つであるペイズリー柄歯の、元になるモチーフを17世紀頃にペルシア人により作成されたと言う説が濃厚じゃの。

 

当時ペルシア人は、インドにおける絵画様式の1つであるムガール絵画の華美な装飾文化の影響を強く受けておっての、下の図の<1680s>のような原初のペイズリー柄のモチーフを作成したのじゃよ。

 

モチーフの由来は”buta” “boteh”という、全体的に細長くて花が美しく、根のある植物とされておるの。 

 

このペイズリー柄は年代と共にデザインが少しづつ変わっていくのじゃ。

 

同じモチーフを模したものでも時代が移れば変わっていくというのも面白いもんじゃの。

 

最初は根が描かれなくなっての、徐々に装飾的に花や葉を描くようになって、最終的には今に知られるペイズリー柄へと形を変えていったのじゃ。

 

 

ちなみにアメリカや日本では1960年代にペイズリー柄を「サイケデリック」なデザインとして一躍人気を博したことがあるのじゃ。

 

そのおかげで今もペイズリー=サイケデリックみたいに考えておる人もいるようじゃが、そういった捉え方は実は比較的最近のものなのじゃよ。

この記事を書いた人

カシミヤ博士

カシミヤ大好き。カシミヤ博士